問 地震時に所有建物の震度を知りたい
従来は、高価な地震計を敷地内(もしくは建物内)に設置し、そこで得られた三成分の計測データから計測震度を求めて所有建物の震度と想定していました。高価な地震計を設置しない場合は、所有建物近隣の公の地震計で得られた震度を参考値として使用していました。しかし、これらの震度は建物内に設置したもの以外、必ずしも所有建物の震度とは言えません。
そこで、安価な地震計を所有建物に設置し、建物毎に地震データを取得することで、計測震度を求めるサービスとして 『 サイセブ 』 の商品化をおこないました。


公の地震計の特徴
・防災科学研究所所有
・価格は数千万円
・寸法は 4m×4m×2m
・計測震度は、通信で自動送付された加速度データを基に計算され、結果はHPで公開
・公園等の屋外に、0.5m程度の深さの基礎を作り設置
・数年毎、メンテナンスを実施、場合によっては機種更新
公の地震計外観と計測データの例


サイセブの地震計の特徴
・紅根(株)が販売&サービス
・価格は十万円
・寸法は 5㎝×4㎝×2㎝
(公の地震計の1/100)
・計測震度はデータ回収後、分析結果を2週間後に報告
・所有建物の基礎上に設置し、入力地震波を直接測定
・センサ保証期間が一年であり、サービス提供期間も基本的には一年間
サイセブの地震計外観と計測データの例
答 所有建物の厳密な震度を知るには、直接建物の基礎上に地震計を設置する必要があり、『 サイセブ 』 の導入をお勧めします。