問 大規模地震前にできる地震対策を講じませんか?
建物の資産的価値は数千万円から数十億円です。そこで、地震で被災する前に適切な対策を講じることで、貴重な資産を守りたいと考えるのが、建物所有者の本音です。しかし、地震時の被災を考える際に、BCM(Business Continuity Management)、BCP(Business Continuity Plan)で被害を最小化する対策は、ほとんど無いのが現状です。
旧耐震建物については、耐震補強工事を実施することで、建物被害を最小化する対策を講じることが可能ですが、数百万円から数億円の費用が発生するので、建物所有者は投資判断に悩みます。新耐震建物については、被災しないと考える建物所有者が多いですが、実際は、旧耐震建物より被災割合が少ないだけで、被災する場合もあります。
そこで、発想を転換し、総ての建物に採用できる地震対策を考案しました。
答①建物が被災しない程度の中規模な地震に対し、建物への地震の入力波を分析するサービス 『 サイセブ 』 を商品化しました。
答②サイセブで得られた地震の入力波に対し、卓越周期が建物の固有周期に一致する場合、耐震補強工事をお勧めします。
つまり、建物所有者は、旧耐震、新耐震といった判断基準ではなく、現地で採取した地震波形によって、耐震補強工事についての投資判断を下すことが、可能となります。